俺のスタンド 第30話(最終話)です。
ここまでご愛読ありがとうございます。
では、本編へどうぞ・・・
俺のスタンド 第30話
5月の半ば。
『サルマキス・クラブ』に所属するようになって8ヶ月が過ぎていた。
『スタンド能力』を手に入れたのは去年の6月初頭だから、もう1年が過ぎようとしていたのだと感慨に耽る。
思えば、色々あったなぁ・・・。
『スタンド能力』を手に入れ、少女を襲い、『他人に変身』できる『全身ゴムスーツ』生み出し、少女に変身して女の自慰を体験した。
OLの美里を犬に変えたり、男に変えたりして遊んだ。
美里は今や、俺の忠実なるシーメイル奴隷になった。
ヨーロッパへ赴き、俺自身を銀髪の美少女に作り変えたり、好き勝手楽しんだ。
毎日のように美里とセックス三昧でもある。
『サルマキス・クラブ』のイベントのショーガールとして出たり、クラブ所属の娼婦になったりした。
組織の大黒柱である黒崎氏に取り入り、幹部に取り立ててられ、さらに養女として迎えられた。
娼婦から幹部へ、そして調教士にもなった。
もう、男の身体に戻りたいと思わない。
ま、たまにペニスの感覚を味わう為に変身する程度だ。
俺の『スタンド能力』もパワーアップした。
『全身ゴムスーツ』生み出す能力は、身体の欲しい部分だけの『変身ゴムパーツ』を生み出せるようになったし、人型の具現化像を出現させなくても使える別の能力も手に入れた。
そう、触れた相手に快感と痛覚を与える能力だ。
この能力は、調教に大いに役立つだけでなく、『サルマキス・クラブ』の幹部連中の半数を俺の味方にするのに大変役立った。
『他人を変身させる事』ができ、『快感と痛覚を増幅させる能力』のおかげで、俺の『サルマキス・クラブ』での地位はかなり高いものになっている。
養父である黒崎氏、SM知識の師匠である原西先生は、もはや俺の奴隷だ。
何でも俺の言う事を聞いてくれる。
衣食住は満たされ、その上、娼婦に堕とした美里を俺に返してくれた。
ショーに出る娼婦達をいつでも摘み食いする事だってできる。
まさに、毎日がヘヴン状態で満たされているのだ。
さて、調教士としての日常を語ろう。
俺の男の娘版ともいえる黒の7番の調教は、2週間程度で終わってしまった。
まあ、性感帯が開発済みの身体に姿を変えられた黒の7番が、快感を伴った調教に長く耐える事は難しいだろうな。
自らアナルでペニスを受け入れる事に3日も持たなかった。
男に抱かれる事の抵抗は、快感に勝てなかったらしい。
すぐに堕ちて、俺として拍子抜けである。
今では「アイリーン」と名を与えられ、飼い主に毎晩可愛がってもらっているそうだ。
そんな経緯があってか、俺はオークションのナンバーを与えられた子達の調教をメインで手がける事になり、2月足らずで全員堕としてやったのだ。
精神的なフォローは原西先生が担当し、仕草や立ち振る舞いは美里が協力してくれた。
俺の調教士としての待遇は原西先生の次に高いものになっていた。
まあ、作業がやり易い環境なのは良い事だ。
しかし、こう事が良い方向へトントン拍子に進むと怖いものがあるのも事実。
最近では、朝起きると全て夢じゃないか・・・と、思ったりと不安もある。
毎朝、美里とマッキーに抱きつかれて起きるので、そこで不安が拭えるのだが・・・。
ま、今を楽しめれば、いっか。
『サルマキス寮』の5階、調教室。
「許してくれえっ! やめてくれっ! 女になんかなりたくねぇよおっ!!」
今日も無理矢理に女にされる予定の少年の叫び声が木霊する。
手足を緊縛され、喚き散らし、足掻きまくる。
ホモ・セクシャルな原西先生の部下が、全裸にされた少年の身体を撫で回す。
少年は泣き出した。
なぜならば、屈強な全裸の男2人に晒けだされたペニスを愛おしげに撫でられていたからだ。
原西先生の部下2人の股間はギンギンに勃起しており、少年は自分がこれからされる行為を予感し恐怖した。
少年はすっかり怯えている。
「ウウッ、や、やめてくれよう・・・ひっ」
「へへへ、随分可愛いモノ持ってるじゃねぇか」
「あぁ、ふやけるまでしゃぶりつくしてぇ程可愛いな」
2人の男は、少年の泣く様を見てゲラゲラと笑っていた。
そして、すぐに襲ったりせず、焦らすように、嬲るように、ジットリとペニスや菊座を撫で続ける。
2人は時折、少年の頬にキスをしたり、少年の臀部に勃起したペニスを擦り付けた。
少年は身体を強張らせ、涙を流す。
「助けて、オカアチャ~ン・・・グズッ」
母に届かない助けを求めるが、2人の男の行為は止まらない。
俺はその様子を革張りのソファーから眺めていた。
「ご主人様、今度の少年はジックリ時間をかけて調教なさるおつもりなのですか?」
頬杖をついてソファーに座る俺に、横に立っている美里が声をかけてきた。
視線を美里に向けると、美里は指を噛みながら食入る様に憐れな少年を見ている。
スカートの前を異様に隆起させ、もどかしげに腰を揺らしていた。
「・・・お前もアレに混じりたいのか、美里?」
「はい・・・」
俺の問いに、美里が潤んだ瞳で小さく答える。
「ダメだな」
「・・・そうですか、残念です」
一瞬、シュンッと項垂れるが、すぐに美里は親指の爪を噛みながら、視線を少年へと戻した。
美里を手元に戻して以来、俺は美里に自慰を禁止させている。
そして、今日の美里は3日ほど射精させていなかったのだ。
淫乱シーメイルに調教済みの美里からすれば、相手が誰であろうと構わない程溜まっているのだろう。
俺に遠まわしに声をかけてくるぐらいだ。
我慢するのが辛いらしい。
「お前にあのガキのケツを犯せと命じた覚えはないな・・・」
「くっ・・・はい、お、おっしゃるとおりです」
「熟れてないクソ穴に、お前のモノを入れたら壊れるだろうが・・・あっ?」
「も、申し訳ありません」
辛そうな美里を眺めるのは楽しい。
だが、今は少年の調教を優先しなければならない。
発情したら、処構わずセンズリこく様な奴隷になっては困る。
これは、美里への愛でもあるのだ。
「お前達、もういいぞ」
ソファーから立ち上がり、俺は少年の側まで歩いた。
「「はい、ナオ様」」
2人の男は、少年から一歩退き、直立不動で待機する。
少年が、俺を見る。
その泣きはらした目には、安堵の色が映って見えた。
「おい、お前、そんなに男にカマ掘られるのがイヤか?」
「グジュ、あっ、ああ、当たり前だろっ!!」
「・・・そうか」
「な、なぁ、もう許してくれよぉ。オカマになんてなりたくないよお」
「では・・・」
会話の途中で俺は振り返る。
背後に立つ美里を指差し、続ける。
「あそこで、チ○ポおっ勃ててるクソオカマにフェラチオしてイカせてやれ」
「なっ?!!」
「アイツの濃厚ザーメンを2回分飲み干す事ができたら、許してやる・・・・どうだ?」
「そ、そんな事、でで、できる訳ないっ!」
「できないか、そうか。じゃあ、そこの2人にたっぷりカマ掘られな」
「っ?!!」
少年の目が美里に、そして、両サイドの男達へ泳ぐ。
迷っているのがありありと判る。
ペニスを咥え精液を2回分飲み干す事と、2人の男に肛門を犯されるのと、どちらを選ぶだろうか?
普通なら、見た目が美女の美里を選ぶだろう。
当然の事ながら、例え美人ニューハーフでも、男のモノをフェラチオするなど抵抗があるに違いない。
だが、美里のペニスはスカートの上からでも判る程大きい。
少年はアウアウと困り果てた様子で震えていた。
俺は少年に助け舟を出してやる。
「美里のザーメンを2回飲み干す事ができたら、お前を自由にしてやろう。逃がしてやると言っているんだが・・・どうする、え?」
「う、うあ・・・・」
「俺はここの副主任だぜ。俺の言う事が信じられないなら、それでも構わんが・・・」
「や、やるっ! あ・・・やらせて、く、ださい」
「OK・・・・。美里っ!」
「はいっ」
「早く服を脱げ。ただし、ストッキングとヒールはそのままだ」
さり気なく俺の拘りも残しつつ、美里に脱衣させる。
俺の命令に美里は即座に着ていた服を脱ごうと、まずは前部が持ち上がってしまっているスカートのホックを外す。
黒いTバックで飾られた美里の股間がビンッと露出する。
ほとんど紐同然のTバックのショーツからは、25センチを越す大きめの男根が、ショーツの隙間をすり抜けて、ギン、とそそり立っていた。
窮屈なタイトスカートから開放され、美里のペニスはビクンビクンと嬉しそうに揺れていた。
太い血管が張り詰めたそのグロテスクな代物は、皮を被った亀頭の尿道口からは少し先汁を零している。
「ひっ!」
美里のペニスを見て、少年は絶句してしまう。
少年の様子を他所にジャケットとブラウスを脱ぎ始める美里。
2人の男は、美里の脱衣の間に行動を開始する。
少年を跪かせ、両手を背後に回して拘束した。
そして、頭と顎を押さえ、口を開けさせる。
「はぁはぁ・・・」
「あが、あがが・・・」
金髪巻き毛の美里は、ガーターで吊っているフィッシュネットの黒ストッキングとピンヒールの赤いハイヒールだけの姿を、少年の目の前に晒す。
Aランクと言えるグラマラスな体型に、25センチを越す仮性包茎ペニス。
金髪美女には似つかわしくない、下品な物体に少年は茫然自失だ。
そして、少年とは対照的に、少年の口を犯す行為に期待しているのか、美里は淫欲に取り憑かれた目をしていた。
自身の裸体を晒す事への羞恥から、顔を紅潮しているが、残忍で淫靡な笑みを浮かべてもいる。
身体をわずかに震わせながら、美里は俺を方へ向けた。
「よし、始めろ」
「は・・はい・・・わかりました」
顔を赤らめつつも美里は唇の端を歪め、先刻からいきり立っている包茎巨根をニュッと少年の鼻先に近づける。
少年の顔が歪む。
「んがぁっ・・? ふあっ! 臭ッ! うおおえええ、生ゴミの腐ったみたいな匂いするぅ・・・」
「くくくっ、美里は今日のために3日もチ○ポを洗ってないからねぇ。チ○カス塗れで最悪に臭いだろう?」
「言わないで下さいっ! は、恥かしいです、ご主人様っ!」
俺の言葉にさらに興奮したのか、美里のペニスはプチュリという艶かしい音を発て、包皮からピンクの亀頭が姿を見せる。
美里を中心に異臭が漂う。
「あはははっ、悪い悪い。さっ、続けて」
「・・・はい」
少年の唇に亀頭をペタリと押しつけて、美里はそっと腰を揺らし、醜悪な匂いを放つ男根を少年に強制口淫させようとする。
「うぎぎ・・」
鼻孔の奥底を焼かれるような臭気に、少年は唇をグッと閉じてそれの侵入を拒む。
ヌリュッと亀頭周辺にこびり付いた恥垢が、少年の唇を汚す。
業を煮やした2人の男が、力ずくで顎を掴んで口を再度、開かせた。
「ぐむむむぐううぅっ・・・臭いいいぃっ! 絶対、絶対いやだあっ! んぎゅうっ! ち、チ○カスっ・・ 鼻がもげるっ、鼻が潰れるっ! クソッ、噛むぞっ、やめろおおおっ!」
強姦されようとする少女の様に、涙を流しながら少年は必死に耐える。
歯を何度もカチンカチンと噛み鳴らし、頑として抵抗する。
「あぅ。そ、そんなに臭いですか?」
「おい、お前ら。ガスマスクしてもいいぞ」
「「あ、いえ・・それはさすがに美里さんに失礼に当たるかと思いますので・・・」」
「と言いつつ、俺と同じように鼻を掴んでいるではないか。窓の開けられない部屋だし、遠慮はするな」
「ちょ、ちょっとっ!? そんなにですかっ!?」
少年を押さえていた2人から期せずして酷い対応をされ、さすがの美里もショックを隠せない様子であった。
「ぷくくくっ、ま、まあ、ずっと溜めてたんだ。噛み付かれたら、そん時はそん時だ。構わねぇから、突っ込んじゃえ」
「あ、あの・・・噛まれるの私なんですけど・・・」
「「私どもが顎を抑えるので、お気遣いなくっ」」
「あう・・・もぅっ」
美里は悔しそうに歯噛みすると、苛立ち紛れに両手で少年の頭を持つと、グィッっと口の中にペニスを無理矢理押し込んだ。
「んもごほお゛お゛お゛おおおぉぉぉぉぉぉっ!」
舌に、熱と苦みと腐臭を漂わせたものが触れたかと思うと、一瞬のうちにそれは喉まで突き進み、少年の口内を圧迫する。
美里が腰を進め、少年の口内に卑猥な男根を侵入せしめたのだ。
「ふああぁあぁあ・・・・はあぁああぁ、気持ち、いいぃぃぃ・・・はあっ あ゛うっ、うひいいぃ」
万感の思いを込めて美里は甘いため息を吐き、少年の口内を、喉を犯す。
恥垢を少年の口内で掃除させるような乱暴な腰使いだ。
「むもごお゛お゛お゛お゛お゛おおおっ!!」
少年のくぐもった悲鳴と、グチャグチャと卑猥な音が響く。
「あの、ナオ様。このままだと殺しかねないのでは?」
「死なない死なないっ、はぁ~気持ちいいっ! ほら、ちゃんと舌絡めなさいっ!!」
「モガァ!!」
「あ、あの美里さん?」
「おほっ、ほおっ、ほおお・・・」
押し込まれたペニスによって声を出すことが出来なくなった少年はもがき苦しんだ。
少年の頭を持ち、そして腰をピストンのように動かす。
俺が相手じゃないと満足できない身体になった美里は、俺以外だとかなり乱暴になる。
「うわぁ、美里のヤツ、プッツンきてるわ・・・」
喜色満面で腰を揺さぶる美里に、外野の俺達の発した声が届いたか、どうか・・・。
慌てて少年を押さえていた2人が、美里を引き離そうとしたが、
「次はあなた達の番ですね・・・」
と、美里に睨まれた瞬間、動きが止まってしまった。
少々焦らしすぎたのがいけなかったようだ。
まあ、調教前にたっぷり精力増強剤も与えたのが悪かったかもしれーーん。
あははは・・・ちと失敗。
「「なっ、ナオ様っ!!」」
イカツイ癖になんとも間抜けな顔で、2人の男が俺に助けを請うた。
「ん~~~っ、しゃーねーな」
夢中になって少年の喉を犯す美里の背後に、俺は移動する。
そして、
「えいっ!」
メリッ!!
「んはあ゛あ゛ッ!!! おおおっ、んお゛お゛お゛おおぉぉぉ~っ!!」
ビュルドブビュビュビュビュビュブウウゥゥゥッ!
「むぶぼずじゅるるるううぅ!!」
と、美里のアナルへ指を3本突っ込み、快感の波動を送った。
同時に美里は絶頂し、大量の黄ばんだ白濁を放出する。
少年の口内は、ドロドロだ。
「あひゃ、ひっ・・・・はぁ~~」
力が抜けたのか、美里がペタンッと床に尻から座る。
少年の方は、失神していた。
「まったく・・・後でオシオキだぞ、美里」
「はぁはぁはぁ・・・・も、申し訳あり、ません、ご、主人様ぁ、はあぁ、はぁ・・・」
射精して、ようやく我に返った美里が、オズオズと頭を下げる。
美里の大量射精の余波は、側に居た2人の男にも届いていた。
アチコチ精液塗れである。
「ふう、今日はここまでだな」
「「そのようで」」
「そのガキが気がついたら言っておけ。逆らったら、美里と同じ部屋にずっとぶち込んでおく、と。いいな?」
「「はい」」
2人の男に指示を出して、俺は出口へスタスタ歩く。
「あっ、ま、待って下さい、ご主人様」
「何をしている。帰るぞ」
「ま、まだ、服が・・・」
「早くしろ」
「はい・・・」
ペニスをずっと勃起させたままの美里を引き連れて、この日はさっさと帰宅した。
ふう、時折、美里には手を焼かされるな。
マッキーの運転する車の中で俺はため息をついた。
だが、まあ仕方ない。
美里を調教したのは俺なのだから。
薬は多用するべきではないし、美里の性欲を軽く見積もった俺が悪い。
まだまだだなと、反省する。
マンションに着くまで、俺はずっと無言でいた。
「ご主人様・・・今日は申し訳ありませんでした。どうか、どうかお怒りをお静め下さい・・・」
帰るなり美里は裸になって深々と土下座した。
俺が怒っていると思ったのだろう。
「もう、怒ってないぞ。顔を上げろ」
「はいっ」
「悪かったな、薬を飲ませたりして」
「いえ、いいんですっ! 今日の調教に必要な事ですから。わ、私が、全部悪いんです。堪えられなかったから・・・」
「そっか、じゃあ、今日の失敗は全部美里の所為だな」
「ええっ?!」
「冗談だよ。お風呂入っておいで。後で可愛がってやるから」
「は、はいっ!」
今にも泣き出しそうな美里の表情がパッと明るくなった。
バスルームへ向かう美里を見送ると、ふと視線を背中に感じる。
「あ、あの・・・自分は?」
マッキーが物陰から俺を見ていた。
「もちろんっ、可愛がってやるぞっ」
ふふふ、身体持つかな、俺?
まだまだ、調教士としては未熟だ。
だが、俺の夢は叶っている。
『チ○ポを生やした女達とのプレイを楽しみたい』
そう、組織に所属する事で叶ったのだ。
これからも、俺は『覚悟完了!』の能力を使って、『チ○ポを生やした女』達を増やしていくだろう。
倒錯した世界で、今日もまた俺はシーメイルのチ○ポを銜えこむのだ・・・。
「ようこそ『サルマキス・クラブ』へ。それではお客様。こちらのリストより、お好きな娘をお選び下さいませ。現在そこに名前のある娘なら、すぐに御用意させますので・・・」
・・・FIN