おまたせしました、続きです。
18禁なので、注意して読んでね。
俺のスタンド 第8話
「・・・美里ちゃんは、どこかなぁ?」
ドシャ降りの雨の中、俺は美里を探した。
いつもの場所に居なかったので、どこかで雨宿りでもしているのだろうと思う。
ま、今更、どこかへ行ったとしても、俺自身、痛くも痒くもない。
適当に公園をうろついていると、
クゥ~~ンッ
ベンチの下から声が聞こえた。
そこを見ると、首にタオルを巻いた野良犬が蹲っていた。
『スタンドの能力』によって姿を変えられた美里だ。
「おっ、こんな所にいたんだね」
傘を美里に向けながら、俺は優しげな口調で言った。
モソモソとベンチの下から、姿を現すと、美里は俺を一度見上げた後、ペコリと頭を下げた。
全身ずぶ濡れで、少し震えてもいる。
「こんなに濡れちゃって・・・今、拭いてあげるね」
抵抗もせず、美里は俺に身を任せる。
毎日、面倒をみてやったおかげで、俺が親切な人だと思い安心しているのだろう。
拭いても拭いても、ドシャ降りのせいで結局濡れるのだが、身体を拭いてもらえるのが嬉しいらしい。
もう、美里の身体に傷は残ってはいないのに気付く。
タッパーに入れた朝飯を食べる美里を見ながら、俺は計画の第2段階をスタートさせる。
「怪我もよくなったし、もう大丈夫だね?」
ガフガフッ・・・ワンッ
たぶん、大丈夫と答えたのかな。
美里の食事が終わるまで、相合傘のまま俺は、ベンチの側に佇んだ。
食事の後片付けをすませると、俺は美里の頭を優しく撫でながら待つ。
10分くらいしただろうか、美里は大きな欠伸をしたかと思うと、無防備な状態でそのまま眠ってしまった。
「・・・よしよし」
用心のため、もう5分ほど待つ。
そう、美里の食事に薬も盛ったのだ。
周囲を見渡し、人が来ないのを確認してから俺は、美里を抱き抱えてアパートへと戻った。
早朝の雨模様は幸運だったかもしれない。
人に出会う事なく、すんなり部屋に帰れた。
俺も美里もズブ濡れになってしまったが・・・。
面倒だが、自分を含めて身体を拭く。
美里を拭いたタオルは、犬の毛がいくつも付いていた。
俺は、犬の毛付きのタオルを万年床一歩手前の布団の横に並べる。
「さてと、始めますか・・・」
着ているものを全部脱いでから、俺は『覚悟完了!』を呼び出した。
「覚悟完了!」
ズキュゥゥゥゥンッ!
と、何かが身体から突き抜けて行くような衝撃とともに、俺の身体から全身ラバースーツの虚像が飛び出す。
スタンドのコントロールに集中。
『覚悟完了!』が、俺の考えたイメージ通りに動き始める。
部屋の壁に隠した鞄をファスナー具現化能力で取り出させる。
鞄を足元に一旦置いて、スタンドに命令して俺の身体にファスナーを具現化させた。
俺の身体にファスナーが現れ、ファスナーを下ろす。
ジィィィィッ・・・
中から、美里の姿が出てきた。
この『変身ゴムスーツ』を長く着ていると、元の身体までスーツと同じ外見に変化するのだ。
俺の身体は、美里そのものに変化していたのだ。
次は、美里に能力を使い、犬の変身ゴムスーツを脱がす。
中から出たのは、犬。
美里の身体は、犬に変化していた。
鞄に『犬の変身ゴムスーツ』を収め、壁に隠す。
そして、俺が先程まで着ていた変身ゴムスーツを犬に着せる。
サイズが違い過ぎて、肌色のゴム袋に犬を詰めたような見た目になった。
急いで布団の上に、美里を移動させると、中身が足りなくてフニャフニャの部分がモコモコと膨らんで形を整え始めた。
変身が始まったようだ。
「・・・んふふ、変身完了だね」
布団には、裸のまま大の字で寝るブタゴリラ似のオッサンの姿。
そう、美里は犬から『俺の身体』になっているのだ。
簡単に今の状況を言うと、俺と美里の外見と中身が入れ替わっている状態だな。
俺が美里の身体、美里は俺の身体になっている。
『覚悟完了!』を俺の体内に戻し、美里の横に寝転んだ。
「ふふ、こうして自分の寝顔を見るなんて初めてだな・・・」
ガーガー鼾をかいて眠る美里の顔を見ながら、女の声で俺は笑いながら呟く。
だが、美里の寝顔よりも、俺の目は美里のペニスに釘づけになっていた。
「さっきまで自分についていたものを、こうやって見るのって、何か変な気分だよ」
美里から奪った手、白い指で、美里のものとなったペニスをすっと撫で上げる。
美里の口から息が洩れた。
「ぁん」
俺は慣れた手つきで美里のペニスに指をはわせ、優しく撫で続けた。
自分のものだったから、どこが感じるか俺にはよくわかるのだ。
美里のペニスはすぐにビクンっと硬くなった。
「おっ、さすが俺のチ○ポだ。元気だねぇ~・・・ふふふ」
アパートには全裸の男女が二人の姿。
でも、外見と中身は入れ替わっている状態。
なんとも興奮するシチュエーションじゃないか。
美里のペニスをジッと眺めていると、自分の腰の奧から込み上げて来るえも言えないドキドキに、全身がカーッと熱くなるのを感じた。
『濡れてるのが自分でもわかるよ。ホモじゃないのに、こんなブサイクオヤジのチ○ポ見て興奮してるよ』
俺の股間が熱くなって、ドクドクと脈打っている。
そしてトロトロと蜜が溢れ出してきた。
だんだん、『このままセックスしてもいい』なんて思えてくるから不思議だ。
「んっ・・・ん・・・」
俺になった美里が寝返りをうった。
身体のサイズが、犬から人間に変化したので、盛った睡眠薬が切れ掛かっているのかも知れない。
俺はすぐに、犬の毛付きのタオルの上に寝そべった。
ここからが本番だよ、諸君。
さてさて、上手く演技できるかな?
とりあえず薄目を開けて狸寝入りをする、俺。
「う、んんっ・・・えっ?!」
目を覚まして、辺りを見ている。
だが、視力の低い俺の目ゆえ凄い目付きでキョロキョロ・・・いあ、ギロッギロッと見ている。
「ここ・・・どこ?」
もちろんその視界に俺が映ってるはずなんだが、寝たふりの俺よりも自分の身体の異変に気付いたようだ。
「私・・人間に戻って・・・ひッ」
いい歳したオヤジが、情けなくも小さく悲鳴を上げ、上半身をガバッと起こした。
自分の手をジッと眺め、 震えるゴツイ手で、顔をペタペタ触り始める。
そして、股間でギンギンに勃起しているモノが、自分の身体の一部になっている事に気付くと、
「きゃっ・・・・・・・・・・きゃあああああっ!!」
美里は刹那の悲鳴を挙げ、その自分があげた悲鳴を聞いて更に絶叫した。
はっきり言って、あまり聞いて楽しい部類の悲鳴じゃないなと俺は内心思った。
「何、これ? ・・・・・・・いやっ! そんなの嫌あっ!!」
美里は低く篭った声で叫ぶと、止めど無く溢れる涙を抑えようと両手で顔を覆った。
自分の出す声を耳にしたくないとばかりにサメザメと静かに泣いている。
『そろそろ起きるか』
「う・・・うぅん・・・なんだ、五月蝿いぞ・・」
俺はムニャムニャと目を擦りながら、ゆっくり上体を起こす。
背中に犬の抜け毛が張り付いて、ちょっと不快だが、少々の間の我慢しとこう。
俺の声を聞いて、美里はようやく俺の存在に気付いたのか、俺の方へ顔を向けた。
「あ、あなた誰っ?!」
「お前こそ誰だ?! 人の家に裸で忍び込みやがって」
と、お互い事情が知れない風を装う。
そして、すぐにTS小説でありがちなフレーズを言ってみる。
「お・・・・俺? 俺がもう一人いる・・・わっ、ないっ! あるっ! ど、ど、ど、どうなってんだ、これ?!」
「それは、私が言いたいことです。どうなってるんですか?」
お互いに『何故?』『どうして?』と平行線の問答をする。
「どう言うことなんだ!」
「私の体を返して下さいっ!!」
俺になった美里が叫ぶ。
「そんなこと、俺に言われたって、なぁ・・・・」
「どうして? どうしてなの? どうして私がこんな目に・・・」
俺になった美里が、わあわあと泣き始めた。
内心まったく困ってもない俺は、オロオロと困っている振りをした。
「な、頼むよ。泣かないでくれよ。頼むから、俺の身体でオカマみたいに泣くのはやめてくれよ」
「やっと人間に戻れたと思ったのに・・・」
美里の肩にYシャツをかけてやり、落ち着くように促す。
「とにかく、何か着てくれ。裸のままだと、落ち着かないよ」
「えっ? きゃああっ!! あ、あ、あなたの方こそ、何か着て下さいっ!」
気付くの遅いよ、美里・・・。
取りあえず、俺はタンスからトランクスとジャージを出し、美里に渡した。
俺の方は、夏用パジャマを出し、それを着込んだ。
お互い服を着ると、どうしていいのか解らず、畳の上に呆然と座っていた。
美里は着込んだ後も、顔を真っ赤にしたまま恥ずかしそうに俯いている。
『くくく、睡眠薬以外にも、バイアグラを混ぜておいたから、なかなか勃起が治まらないんだな?』
笑いたいのを堪えて、俺は首を傾げながら独り言。
「どうして、こんなことになったんだろう? 犬が雨曝しの中で寝てしまったから、可哀想だと思って家に雨宿りさせただけなのに・・・う~ん。」
「あ・・・あの?」
「何? って言うか、お前、誰だよっ?」
「その・・・たぶん、その犬が私です・・・」
「はあっ?!」
俺のわざとらしい独り言に反応したのか、美里はエグエグと泣きながらだったが、自分の身に起きた出来事を話しだした。
「ええっ?!! 犬にされたって、本当だったのか? 俺はてっきり芸が出来る捨て犬だとばかり思ってたよ・・・」
「どうして突然犬になったのか、私には全然解りません。それに、どうして、あなたの身体と入れ替わったのかも解りません。気が付いたら身体が変わっているんです・・・」
「どうしたら、元に戻れるんだ?」
「・・・・解らないわ」
「そうだよな」
お互い困惑気味に、頭を抱える。
「これから・・・どうしたらいいんでしょう?」
そう言うと俺の姿で美里はまた泣き出した。
「はぁ・・・」
自分が泣いている姿は、正直あまり良いものではない。
だが、このまま放っておいて自殺とかされても困る。
俺が美里に期待しているのは、彼女が男の身体になって、どういう変化をするのか見たいのだ。
ずっと、オカマみたい泣き続けられるだけなのは、正直勘弁してほしい。
いい加減ウザイわ。
「大丈夫、大丈夫だから」
そう言うと、俺は美里を引き寄せ抱いた。
「あっ・・・」
美里はしばらくの間、俺の胸の谷間に頭を埋めてワンワン泣いた。
『早く泣き止んでほしいなぁ・・・キモイわ~』
と、心の中で悪態をつきながら、美里の頭を『よしよし』と撫でてやる。
「ごめんなさい。あなたには、色々お世話になっているのに、さらにご迷惑をお掛けしてしまって・・・」
ようやく落ち着いた美里は、俺から離れると、深々と頭を下げた。
そして、何度も『ありがとうございました』とお礼を述べた。
「もう、いいよ。それより、コーヒーでも淹れよう。インスタントだけど」
「はい・・・」
台所に行き、俺はコーヒーを2杯淹れた。
美里の分には、さらにバイアグラをこっそり混ぜて渡す。
コーヒーを飲みながら尋ねる。
「これから、どうするんだ?」
「まずお互いを知って、周囲に不信感を与えない行動ができるようにするしかないんでしょうか?」
「ん?、あ、あぁ、そうだな」
俺は彼女の言葉に少し驚いた。
『こいつ、かなり頭いいぞ・・・いや、順応してるのか?』
もっと困ってオロオロすると思っていたのに・・・以外に、順応するのが早い。
俺が、どう言葉を続けようか考えていると、
「あの・・・ちょっといいですか?」
美里が遠慮がちに俺に話しかけてくる。
「ん?、どうしたの?」
「さっきからずっと・・・股間のアレが大きくなったまま戻らないんですけど・・・」
顔だけでなく、耳まで真っ赤にして、美里はクネクネと身体を捻っていた。
身体が疼くらしいな、たぶん。
「あ~・・・それは・・・ヌけば治まるんだけど・・・」
「えぇ!? わ・・・私・・・」
美里も意味は解っているらしいが、やはり困惑している。
「出来ない・・よね?」
「当たり前です!!」
恥ずかしそうに叫んだ。
「じゃあ、とりあえずオシッコすれば? 大抵それで治まるよ・・・たぶん、うん」
「えぇ!? こ、こ、こ、こ、このままで・・・ですか?」
「あ・・・うん。とりあえず屈めば出来るから」
しばらくの沈黙の後。
「・・・わかりました。いつかはしなければならないんです。私、頑張ります」
取り敢えずトイレに案内する。
美里はずっと前屈み状態で、ノロノロとトイレのドアを開けた。
傍から見ると、下痢を我慢してるように見えなくもない。
内股で歩くのですごく間抜けっぽい。
入るとドアも閉めず、ジャージとトランクスを足首まで下ろすと、美里は俺の方を振り向いた。
「あ・・・あの、こ、こうでいいでしょうか?」
「ぶっ、いあ、それでいいから、ドアぐらい閉めろよ」
血管が浮き上がりギンギンに勃起したペニスに、美里はかなり困惑している様子だった。
どうでもいいけど、ブヨっとしたお尻が丸見えだ。
「いいから、さっさと小便しろよ」
「えぇ!! でも、でも・・・」
美里は顔を真っ赤に染めて、イヤイヤと首を振る。
「は~~っ、解った。手伝うよ」
「えっ? あっ、ちょ、ちょっと・・・あうっ!」
パニック一歩手前の彼女に背後から抱きつき、俺はすっかり固くなってしまった美里のモノを掴んで便器に向けた。
「ほらっ、早く。我慢してると後がキツイぞ」
俺は真剣な口調で催促した。
でも、ちょっとだけワザとシュシュッと扱いてやる。
「あっ! ・・・あふっ」
「おいおい、何感じてるんだよ。こっちは真面目に付き合ってやってるのに・・・」
「ご、ごごご、ごめんなさい」
「ほら、やって!」
「は、はいぃっ! ・・・・んっ」
少し強めに促すと、渋々と美里は力んだ。
チョボチョボチョボ・・・・
亀頭の先にある鈴口から透明な液体が流れ始めた。
「あぁ・・・いや・・・オオオ・・・オシッコが出てくるぅ!!」
「し終わったら、ピッピッて棹振って滴切っておけよ。んじゃ、これで」
俺は美里から、さっさと離れることにした。
美里はブルッと一度体を震わせると、ズボンも戻さずまともやこっちに振り向く。
「あっ、あの・・・」
「あんっ! んだよ、今度は?!」
「ぜ、ぜぜ、全然治まらないんですけど。どうしたらいいんでしょう?」
「はあっ?」
美里は困った表情で股間を指差す。
その顔は今にも泣き出しそうだった。
ま、薬を盛っている事だし、そう簡単に治まるもんでもなかろう。
俺は、美里の状況に呆れて困ってますな顔を一度してから、手招きしてやる。
「しゃーねーな。ちゃっちゃっと、小便流してからこっち来い」
「あ・・・はい」
美里が小便の後始末をモタモタしている間に、俺は布団を押入れに片付けた。
押入れの戸を閉めて振り返ると、美里が部屋に戻ってきた。
ズボンの前に思いっきりテントを張った状態で、だ。
「やっぱり、一発抜いてみる?」
「そんなの・・・できません・・・」
「とにかく、ジャージとトランクス脱いで見せて。俺が何とかしてやるから・・・」
「は、はい」
下半身丸出しにさせ、美里を座らせる。
美里の横に寄り添うようにして俺も座った。
「あ、あの・・・・あんっ」
「優しくするからね」
俺は、タイミングを見計らうと、耳元に優しく呟きながら美里の股間を触ってやった。
案の定、ビンビンに張らせている。
体は正直だぜ。
「っ・・・なに・・・するんです・・・か?」
「何って抜くんだよ」
そう言うが早いか、直立したモノを優しく握って、扱いてやる。
「あぁ・・・!! くふぅ・・・ひぁっ!!」
すると、あっという間に白濁した精液をペニスから勢い良く噴出した。
『けけけ・・・どうですか? 初めての射精は?』
美里の横顔を覗き見ると、放心状態で射精の余韻を味わっているようだった。
しかし、まだ美里のぺニスは欲求不満とばかりにギンギンと自己主張していた。
「はぁはぁ・・・はぁ」
肩で息をしながら、射精してしまったぺニスをボ~ッと眺めている。
「あらぁ? まだ治まらないのか・・・・仕方ない、満足いくまでしてあげるねっ」
「はぁはぁ・・・・ふぇ? おふっ!!」
気持ちよさそうに呆けているので、美里の思考が回復する隙を与えない事にした。
オロオロしている美里のモノを、パクッと口に含む。
「ンググ・・ぷはっ・・んむ・・はむ・・ちゅぶっ・・・じゅるっ」
一心不乱に美里のぺニスに俺はむしゃぶりつく。
「あぅ・・くぅ・・・はひぃ!!」
初めてのフェラチオに意識が飛びそうになっている美里。
そんな美里を余所に一気に俺はペニスを吸い上げた。
「ひぁぁぁぁ!!」
ビクビクッとペニスが口の中で痙攣したかと思うと口の中で爆発した。
「う・・・ゴホッゴホッ!!」
いきなり出されたので思わず咽てしまう。
だが、吐き出さずに、俺はそれをゆっくり飲み込んだ。
あまりの苦さに一瞬気分が萎えそうになったが、そこはグッと我慢する。
視線を上に向けると、美里は崩れるように倒れてしまった。
「ありゃ? やりすぎたか?」
美里の顔を覗きこむと、気絶こそしてなかったが、惚けた表情で荒い呼吸をしていた。
口の端から涎の糸が垂れて、なんとも間抜けな表情をしている。
それを眺めていると、背筋にゾクゾクとする波動が俺を襲う。
『もっと虐めてやりたい・・・』
俺の中で、そんな感情が沸きあがり、俺の方も身体中が火照り、アソコが濡れ始めていた。
美里の顔をジッと見つめてやる。
「まだ・・・美里のココ、元気だね」
「は・・・はぃ」
脱力しきった美里の身体の上に跨り、彼女の未だ勃起したペニスがお尻の谷間に当たるようにする。
ネチャリとイヤらしい音がした。
お尻に当たる熱いペニスの感触が、俺の身体をさらに熱くさせた。
このまま、男女逆転セックスに突入しても良いぐらい俺は濡れている。
しかし、俺から『やりたい』とは言わない。
美里からやりたがるように仕向けたいじゃないか、ここは。
俺が主導権を握った状態で、最後まで楽しみたいと思わないかい?
「ね・・・もう、治まった? 辛いんなら、もう少しだけしてあげようか?」
生臭く生暖かい息を耳元に吹きかけながら、俺は囁く。
尻に当たるペニスが、俺の言葉と逆の反応を示した。
美里はここまでの行為に充分過ぎるほど興奮しているようだ。
自分に戸惑いながら、美里は腰をぎこちなく動かして、ペニスを俺の尻に擦りつけようとしていた。
「あ・・・あの・・・」
「なぁに?」
「お、男の人って・・はぁ・・こんなにも気持ちいいんですね・・・はぁはぁ・・病み付きになりそうで怖いです」
「そう? じゃ、もうしなくていいね?」
「えっ? あ、いえ、その・・・あ、あ、あの・・・」
「病み付きになる前に止めた方が良いよね・・・」
「あっ、いやっ!」
密着した身体を離そうとすると、突然、美里は俺をギュッと抱きしめた。
ちょっと痛い。
力入れ過ぎな気もするが、まだまだ我慢する俺。
フェラチオの件は、心の棚に上げ、一旦美里を拒絶する。
「ちょ、ちょっと、痛ぇよ。悪いけど、俺、ホモじゃねぇんだから。放せっ!」
「だって、さっきまで・・・あの・・・」
美里は力を一旦緩めるが、俺を放す気はないらしい。
なにやらモゴモゴと言いたそうにしているが、俺は彼女の言葉を遮るように一気に話す。
「あのさ、はっきり言って気持ち悪いんだけど、お前。ビービー泣き喚くから、仕方なくこっちも無理してやってあげてるの。なんなの、お前? ひょっとしてレズ? それとも、自分を抱きたいナルシストなん? いい加減放せっ! 怒るぞ、こっちも!!」
「うっ・・・ごめんなさい・・・あ、でも・・」
「あ?」
「・・・はい」
一睨みすると、美里はすんなり力を緩めて俺を開放した。
俺はすぐに立ち上がり、蔑みの目を投げかける。
「げっ?! 何、まだチ○ポおっ勃ててんだ、お前?」
「グスッ、だって・・・全然治ま・・・グスッ・・・らなくて」
「けっ、だったら、ちゃんと言ったら? 『お願いします』は?」
美里にまともな思考をさせないよう、短気っぽく答えを求めた。
呆然としながら俺を見上げる美里の胸板を踏みつける。
「きゃっ!」
「なんだ、日本語解んないの? この変態っ!!」
胸板を踏みつけた足を浮かせ、今度はペニスを目標にする。
「あう!」
「クスッ。あれー? どうしたのかなぁ、変態さん?」
「い、いや・・・や、やめて、それ以上足を動かさないで・・・あうぅ」
俺は美里に足コキをし始めた。
「あ、そう? んじゃ、やめてやるよ」
「ああっ」
すぐに足を離す。
すると、美里はすぐに折れた。
「お、お願いします」
「何を?」
「つ・・・続きを・・です」
「足で?」
「え、あ・・・その」
「足コキして欲しいんだね、変態さん? うりゅ。自分の体に足コキされるがそんなに気に入ったの? このド変態っ!!」
「あっ、あひぃぃっ! いやーっ!」
美里に考える暇など与えない。
選ぶ時間も与えない。
一気に俺は畳み掛けた。
男の感覚に慣れてない美里は、ドビュドビュドビュと白濁液を勢いよく吐き出しながら、そのまま気を失ってしまった。
「クククク・・・これからたっぷり遊んであげるね、美里ちゃん」
M属性に目覚めてくれると、楽なんだが・・・ま、どんな風になるか、しばらく美里の様子を見て遊ぶとしよう。
この日は、女のままオナって寝る俺であった。
明日から楽しみだぜ。
つづく・・・