俺のスタンド 第25話 です。
ちょっと、ペースが早すぎるかもw
俺のスタンド 第25話
「ウェルカム・ディス・クレイジー・タ~~イムッ!」
俺の声が地下倉庫内に響いた。
そして、一拍おいて、
「ご主人様。それを言うなら、ウェルカム・トゥー・ディス・クレイジー・タイムなのでは?」
と、美里が後ろで呟く。
「っ?!」
「・・・・・・違ったでしょうか?」
「冷静なツッコミありがとう、美里くん」
「はぁ・・・」
首を傾げる美里と一緒に、荒打ちのコンクリートの壁にかけられた白衣を手に取り羽織る。
さあ、楽しい舞台の始まりだ。
「美里くん、カルテを」
「・・・・カルテ? ・・ですか?」
「ファイルだよ、美里くん」
「はぁ、どうぞ」
誘拐された少年少女の身体データが記載されたファイルを受け取る。
「美里くん」
「はい、なんでしょうか?」
「ノリが悪いね、お前」
「・・・えっと」
俺の言葉に、美里は数秒ほど考え込んでいた。
それから、ようやく気がついたのか、伊達メガネを取り出し、メガネをかけて深呼吸を1つ。
「ふう、今日はどのようなオペでしょうか、ドクター?」
「うむ、今日は今までにない大規模のオペだよ、美里くん。ドキドキしないかね」
「もちろんです、ドクター・・・ぷっ」
「そこ、笑わないっ」
「だって、見た目とのギャップは激し過ぎますっ、ふふふっ」
「・・・・1週間、ピーマンを主食に生活する人体実験に切り変えようか?」
「っ?! ドクター、早急に患者のオペに取り掛かりましょうっ!! さあ、早くっ!」
「あはははっ、よしよし、んじゃ始めますか」
「はいっ、ドクター!」
と、軽くマンザイ終了。
さっそく『覚悟完了!』の力を駆使して、『変身ゴムスーツ』をゴリゴリ生み出し、美里にそれを集めさせる。
バシュウゥゥゥゥンッ!! ジィィィィッ・・・モソモソモソモソ
バシュウゥゥゥゥンッ!! ジィィィィッ・・・モソモソモソモソ
バシュウゥゥゥゥンッ!! ジィィィィッ・・・モソモソモソモソ
と、『変身ゴムスーツ』を具現化させて、ファスナー開けて、美里と2人がかりで脱がしてを延々と繰り返す。
あっという間に、3時間経過。
「ゼーゼー、ハーハー、めっさ疲れ、ゼッ、ハッ、た~~っ」
「はぁはぁはぁ、お疲れ様です、ご主人様・・・ふぅ」
汗を拭う美里を団扇代わりににしていたファイルで小突く。
「あうっ、痛いじゃないですか」
「キャラ戻っとる」
「・・・・・・・申し訳ありません、ドクター」
「よろしい」
「ところで、ドクター。あんなに着ぐるみ作っても大丈夫なんでしょうか? かなりお疲れのご様子ですけど」
「大丈夫だよ、美里くん。これからが本ば・・・」
「本番ですか?」
「あ、待った。ちょっと、休憩しよう。ヤバ、マジ疲れたわ・・・はぁ」
「はぁ」
簡易休憩スペースで30分ほど休む。
地下だから判り難いが、外は日が昇り始めてるんではないだろうか?
美里も俺も、目がショボショボして眠そうな雰囲気であった。
「さてと、全員に眠り薬を嗅がせ終わったかね、美里くん?」
「はい、滞りなく完了致しました、ドクター」
休みたいのを、互いに我慢しつつ下拵え第2段階スタート。
「美里くん、アッチのテントで仮眠とってきてええよん」
「あの、私ならまだ大丈夫ですが?」
「いあ、こっからは9割りは俺でやる作業だから。今のうちに休んでてよ・・休みたまへ」
「かしこまりました。では、失礼します。あの・・・無理しないで下さいね」
「おう」
簡易テントの1つに美里が入るのを見送り、作業に戻る。
俺の目の前には、60着ほどの『変身ゴムスーツ』が並んでいた。
どの『変身ゴムスーツ』を切り張りするかは、黒崎氏達が移動する時に決めておいたので、メモ用紙を見ながら、俺は『覚悟完了!』のコントロールに集中した。
「さあ、存分に能力を発揮してみるとしますか・・・。あぁ、コイツらがどんな反応をしてくれるのか楽しみだ。うひひっ」
ジィィィィッ・・・ポトッ
ジィィィィッ・・・ポトッ
ジィィィィッ・・・ポトッ
以下エンドレス。
『覚悟完了!』がモソモソと、『変身ゴムスーツ』の切り張りを俺の指示通り行う。
半透明の変態ボンテージファッションな姿のスタンドが、着ぐるみの内職しているとしか思えない風景をまるまる2時間付き合わされる俺であった。
なんとも、シュールな光景である。
「おっ、もう終わったか?」
ようやく、18着の改造済み『変身ゴムスーツ』が誕生した。
すぐに、俺は美里を起こし、裸にひん剥いて、美里の『変身ゴムスーツ』を1着ゲット。
ついでに、俺自身の『変身ゴムスーツ』を1着作成。
「ご主・・・ドクター、次はどうお手伝いすればよろ、ふぁ~、ですか?」
「取り敢えず、顔洗って来い。あ、そうそう、熱いお茶も用意してね」
「ふぁ~い」
疲れる身体に鞭打ち、美里と俺の『変身ゴムスーツ』を加工する。
5分後、ようやく20着の改造済み『変身ゴムスーツ』が誕生した。
後は、これを眠った彼らに着せれば、人体改造オペ終了である。
「うあっ、20人分か・・・うむぅ、今度は着せるのか・・・」
疲れがドッと来た気分になる。
お茶を飲んでも、辛いままなので再度休憩。
美里と2人、簡単な食事を摂ってから作業に戻る事にした。
休んでばっかだな、俺。
まあ、身体がスレンダーな少女のままだから仕方ないか・・・・ん?
男の姿に変身してから作業すれば良かったジャマイカ、アホか、俺は。
まあ、いい。
ちゃっちゃと済ませてしまうとしよう。
美里と2人がかりで、今度は改造済みの『変身ゴムスーツ』を四苦八苦しながら着せていく・・・。
今度は4時間もかかってしまった。
世間様は、もうお昼頃だ。
「はぁ~、何時見ても凄いですね・・・。ご主人様の超能力は・・・」
『変身ゴムスーツ』によって、次々と肉体が変貌する様に、美里はため息をついた。
ゴムに覆われた表面が隙間なく縮み、体の凹凸が元の体型から違うものへと変わっていく。
20人目に着せ終えた赤の7番の少女の変貌を眺めながら、美里はウットリとしていた。
「まるで、天使みたいですね・・・。女の子の体に男の人のモノがついて・・・はぁ~、凄い」
「興奮するかい、美里?」
「はい・・・」
美里の穿いたタイトスカートに、くっきりとペニスの形が浮かび上がる。
「後で抜いてやるから、我慢しろ」
「はい。はぁ、堪らないですね、これ」
スカートに浮かび上がったペニスをそっと手で抑えながら、美里は少女の変貌に、視線を戻す。
少女の重力に逆らっていた双球の存在が消え、平らに近いAカップの胸になる。
そして、少女の体にそぐわないグロテスクなものが股間に現れた。
少女の足を開いて、股間を観察すると、仮性包茎のチ○コの下にオマ○コが存在している。
そう、赤の7番の少女はフタナリ少女に変化したのだ。
「お前も、こんな風になりたいか、美里?」
「い、いえ。わ、私はこのままで結構で、す」
「どうしてだい?」
「だ、だって、両方あるって事は・・・その、生理もあるんでしょう?」
「あぁ、たぶんあるだろうね」
「私、お尻の方が感じやすいですから、今のままで満足しています」
「ふ~ん。生理になるのがイヤなのね、美里ちゃんは?」
「はい」
生まれ変わった20人の少年少女を確認してから、俺は美里のチ○コをしゃぶってやった。
気分的にはセックスしたいのだが、疲れきっていた俺はフェラだけにする。
帰ったらたっぷり抱いてもらおうっと。
美里のは凄く濃くて、大変美味しゅう御座いました。
ベッドに横たわる少年少女達の出来具合を再確認するため観察する。
黒の番号は、男の子。
赤の番号は、女の子。
今は、全員がニューハーフ予備軍だ。
黒の13番と赤の7番は、黒崎氏の依頼でフタナリ少女になっている。
外見は赤の6番の小柄な少女がベースだ。
ペニスは2人とも黒の13番。
黒の1番と黒の2番、それと赤の1番は、胸と股間と喉が男の子に変えられた男の娘。
外見は赤の2番の褐色肌のギャル系少女がベースだ。
ペニスは黒の番号の2人が元のままで、赤の1番は美里のモノを取り付けている。
黒の3番は、美里の身体がベースだ。
胸と股間と喉が、男の子のままにしてある。
黒の4番と黒の5番、それと赤の2番は、喉と胴体が男の子に変えられた男の娘。
外見は赤の3番の白い肌のお嬢様系少女がベースだ。
胴体は、華奢で細い黒の5番の子を使用。
ペニスは4番のズル向けチ○コを3人に与えた。
黒の6番と黒の11番は、そのまま女装させてもよさそうな容姿だったので、美里の喉と俺の喉をプレゼント。
黒の7番は、俺の身体がベースだ。
黒の3番同様、胸と股間と喉が、男の子のままにした。
黒の8番と黒の9番、それと赤の3番は、股間だけがが男の子に変えられたシーメイルボディに。
外見は赤の4番の引き締まった体育会系少女がベース。
ペニスは9番の真性包茎チ○コを3人共通で。
残りの子達は、余ったスーツの残骸を適当に継ぎ接ぎして、女装が似合いそうな男の子に変えた。
こうして、20人全員、元の姿から掛け離れた容姿になったのである。
全員が股間からだらしなく垂れ下がったペニスをそなえているのだ。
なんとも、倒錯的な光景と言える。
俺の好奇心を満たしてくれる、いい素材達であった・・・。
この子達全員が、これから男の卑猥な欲望のために調教されていくのだと思うと、身体が熱くなりやがる。
俺のショーツの中は愛液が溢れまくて、お漏らししたような状態だ。
残酷といえば残酷、ここまで人間を蹂躙してもよいものだろうかと思うが、その反面、俺は精神的快感とでもいうべき、ワクワクするような感覚を覚えていた。
20人の少年少女達の人生を手中に収めて支配する愉楽は、たぶん、現在社会の良識からすると禁忌なのだが、禁忌を犯す故の快楽は甘美な味わいを伴うものである。
この精神的快感を変態嗜好の会員達とこれから楽しんでいくのだ。
もう、俺の心は完全に闇の住人に相応しいモノに変わっているだろう。
使用しきれなかったスーツの残骸を処分し終えると、俺は美里を伴って地上へと出た。
外の眩しさに目を細める俺達に、黒崎氏が出迎えてくれる。
「お疲れ様、ナオちゃん。後は、こちらで処理しておきますね」
「あぁ、もう帰ってもいいかな?」
「ええ、マッキーに送らせましょう」
「休みは?」
「ああ、そうでした。すいませんが、明後日の夜10時までで、どうでしょうか?」
「え~~、3日ないじゃん、それ」
「いえいえ、後でちゃんと、3日都合しますよ。それに、少々急で申し訳ありませんが、明後日の夜10時にここへ来てくださいね。オークションを開催しますから」
「えらい急だね」
「はい。皆様、この企画にかなり食いつきましたからね。だったら、早い方がいい。そう思いませんか?」
「あいお。でも、今日はもうダメ。力を出し切っちゃった」
「解りました。では、明後日の夜にでもまた」
「ああ、それじゃあね、黒崎氏」
マッキーの運転でマンションへと帰るなり、俺は泥のように眠った。
翌日の昼まで眠る疲れっぷりだ。
だが、まだまだ充実した気分ではない。
20人の少年少女達が、どのように調教されていくか楽しみではないか。
さてさて、ここからがまだまだ面白くなってくるな。
オークションでの客の評価が楽しみだ。
続く