俺のスタンド 第20話 ですw
えっと・・・・20話以内で終わりそうにありません。
約束破ってゴメンナサイ><;
今回は、ショーのお話です。
俺のスタンド 第20話
黒崎氏との間に秘密の共有をすませてから2日。
美里と俺の『サルマキス・クラブ』デビュー当日となった。
そう、今夜は美里のデビューショーを行うのだ。
ショーを行う場所は前回と同じ某店舗。
前回と俺達が違うのは、観客側ではなく、ショーをする側という事だ。
若干緊張してしまう。
美里と俺は、何度も打ち合わせをし、プロモーションビデオを撮影して、今夜のショーを盛り上げるために勤めていた。
お昼前から動き回るスタッフ達に挨拶すると、彼らは親指を立てて無言で微笑み答えてくれる。
スタッフ一同、準備に余念がないと言えた。
控え室に案内され、すぐさま美里と俺の2人は着せ替え人形状態。
衣装の着付けからメイクアップまで、組織が用意した人に全てお任せである。
俺はツインテールに髪を纏められ、裸に剥かれると、赤い首輪を着けられた。
それは中型犬用の、赤い皮製の首輪だった。
ご丁寧に鋲まで打ってある。
当然、鎖が繋がれてあり、鎖は首輪から俺の白い裸体に垂れ下がる。
身動きする度、カチャッカチャッ、と音がした。
「うんうん・・・いいね。これ」
鏡に写る自分の姿に、俺は倒錯的な快感を感じていた。
首輪しか身につけていない裸の美少女の姿が、鏡に写っていた。
メイクはリップのみで、色は血を塗りつけたような赤。
まるで、囚われた妖精といった感じだ。
鏡の中の銀髪の美少女をじっくり眺めていると、肩から柔らかいバスローブ地のガウンが掛けられる。
「お身体が冷えます・・・ご主人様?」
「あ・・・あぁ、ありがとう」
振り返って見上げると、準備の整った美里が立っていた。
凶悪にすら見えるけばけばしいメイクをしているが、瞳はとても穏やかで、美里は落ち着いた様子である。
調教の甲斐もあって、淫乱メス豚状態と理知的な状態の切り替えが大分出来るようになっていた。
今は通常モードであり、メイクと衣装がかなり浮いて見える。
全裸の俺とは逆に、美里はショーの主役らしい衣装だ。
美里の衣装はSMの女王様である。
ナチスの将校風の帽子を被って、長い金色の髪を帽子に押し込み、うなじがなんとも魅力的だ。
そして、乳房を露出した黒いコルセット、下腹部には何もつけていないのでペニスがブラブラと揺れ、脚には膝上のでの黒いブーツを履き、黒いロンググローブに包まれた手には乗馬鞭を持っている。
黒い衣装はエロティックな光沢を放つPVCという素材で統一されていた。
グラマーボディに高いヒールのロングブーツが、美里の存在を迫力満点にしている。
そして、晴れ舞台を前にした緊張があるのだろう。
美里のペニスは勃起していなかった。
本番直前に勃起ない場合は、俺が舞台裏で強制的に勃たせる予定である。
「これで・・・いいでしょうか、ご主人様?」
「あぁ、とても似合っているよ」
「ありがとうございます・・・っ」
俺に自分の衣装を確認させてから、美里は恍惚の表情でそう言うと、自分もガウンを羽織った。
ガウンに包まれた美里の股間がモコッと盛り上がる。
淫乱メス豚状態に移行し始めているようだ。
そう、ステージ衣装のコンセプトは主従逆転だ。
俺が奴隷で、美里が主人。
これはショーを盛り上げるための演出である。
予定は、こうなっていた。
本番が始まると、俺の首輪から伸びた鎖を美里が持ち、俺を舞台にエスコートする。
挨拶と自己紹介をし、ステージの上で、美里が俺のケツを犯す。
奴隷が主人をペニスで犯し、観客に『逆アナルが好きなシーメイル』だとアピールする構成になっている。
この日のために、俺はアナル拡張をしていた。
今もアナルプラグを嵌めていて、美里よりも俺の方がちょっと興奮気味かな。
実は内緒にしてあるが、美里に伝えた打ち合わせとは違う流れになっているのだ。
それも含め、俺は興奮を抑えるのに大変だった。
時間が流れ、黒崎氏や幹部の方々が控え室に来る。
挨拶をしたり、軽く談話をしたり、黒山羊覆面のゴートと本番前の確認をする。
徐々に人の気配が感じられ、観客が入っているのだと実感した。
緊張しているのか、なんだかムズムズする。
「2人とも、舞台裏に来てください」
「「はい」」
時間がきて、スタッフに呼ばれる。
「さあ、行こうか、美里・・・」
「はい」
舞台裏までは、俺が美里の手をとってエスコートした。
さあ、本番の始まりだ。
今回も朱音と同じ大型モニターを使ったプロモーションビデオからスタートする。
俺と美里の位置から画像は見えない。
だが、出演者だから内容は覚えている。
セーラー服に黒髪おさげの少女が暗い夜道を歩いている所から、場面が始まる。
少女の後ろからはコート姿の女性が近づき、手にしたハンカチで少女の口を押さえ、少女の意識を失わせた。
「はぁはぁ・・・」
少女を気絶させた女性の息遣いが聞こえる。
場面は変わり、コンクリートで打ちっぱなしの部屋。
粗末なパイプベッドには、手錠で両手を固定された少女の姿が写しだされる。
少女が目を覚ます。
「う・・・う~ん、ここどこぉ?」
「ようやく、お目覚めね」
「きゃっ、あ、あなたは誰?! あたしをどうする気なのっ?」
「うふふ、とても簡単な事をするの」
「ヤダ、何、近づかないで・・・・・ひっ!」
「うふっ、素敵でしょ、これ? これを使ってセックスするの・・・お嬢さんは、私のオモチャになる。それだけよ・・・」
「いやーーーっ!! ヤダ、誰か、誰か助けてっ!」
「叫んでも、誰も助けにこないわ・・・」
少女を拘束した女性の股間には勃起したペニスがあった。
泣き叫ぶ少女に跨ると、先走り液が滴るそれを少女の身体に這わせるように擦り付ける。
胸、ヘソとなぞり、女性は無理矢理に少女の無毛の割れ目に押し込んだ。
少女の悲鳴があがる。
「はぁはぁ・・・おおう、いいっ、いいわぁ、これ」
「いやぁぁっ! お母さん、助けてっ!」
少女をレイプする女性は、美里だ。
餓えたケダモノのようにガンガン腰を振る美里。
結合部のアップになると、少女の秘裂からは赤いものが滲み出ていた。
「あはっ、出すわよっ! 受け止めなさいっ!」
「ひぃ、ダメ、ひぎぃっ! いやぁ・・・」
少女の膣内に射精する美里。
ヒクヒクと痙攣する少女を見下ろしながら、美里は恍惚した表情で語る。
「うふふふっ・・・・オチンチン移植して・・・よかった」
美里のアップで画面は止まり、ステージにスポットライトが当たる。
そろそろ出番だ。
俺はガウンを脱いだ。
そして、横に居る美里に鎖を握らせる。
「はぁはぁ・・・お、思いっきり犯して、あ、あげますね、ご主人様」
美里は準備OKのようだ。
しっかりエレクトしたペニスを見せてくれた。
黒山羊ゴートの声が響く。
「ああ、なんと酷い女でしょう。年端もいかない少女を襲うなんて・・・・」
芝居かかった言い回しで、ゴートは非難の声をあげ、美里の紹介を始める。
「このチ○ポを移植したレイプ女。皆様の中でご存知の方もいらっしゃると思います。ええ、そう、そうです。オ○ンコを捨て、チ○ポを移植しただけでは満足せず、ネットで自分のオナニー動画を流していた、ど~しようもない変態チ○ポ女です。センズリだけでは物足りないと、ついに、ついにぃっ、我らの『サルマキス・クラブ』に参戦しましたっ! 彼女の最初のデビューを生暖かく祝いましょうっ。さあ、惜しみない拍手をっ! 女からニューハーフに生まれ変わった美里嬢の登場だっ!」
客席のあちこちから拍手が鳴り響く。
ここからが本番だ。
俺は膝を付き、さらに両手を床に付き、四つん這いの格好をした。
ツインテールに纏められた髪の先端が床に零れる。
「行きます・・・ご主人様」
「ああ」
俺は美里に満足げな顔を向ける。
美里は俺を見下ろす。
そして、突然右手に握っていた鎖を引っ張った。
「あぐっ」
首が締り、俺は咳込んだ。
舞台の袖にスポットライトが当てられ、美里と俺が照らされた。
主役の登場に、客席からは喚声が沸き起こり、俺の呻き声は掻き消される。
美里はヒールをカツカツと鳴らしながら、ゴートの立つ舞台中央へ歩き出した。
舞台に引きずり上げられるような形になる俺。
瞳から涙が零れる。
リハーサルの時よりも、苦しい。
でも、ちょっと快感。
美里は客席に向かって恭しく挨拶した。
パーティでダンスのお相手を請う男のお辞儀だ。
ゴートが美里の左手側に回り込む。
「さあてみなさん、このゴージャス・ビューティが、今宵、わが『サルマキス・クラブ』の仲間に加わりました。その名は美里。おやあぁ? 美里ちゃん、今日は女の子持参ですかぁ?」
「ええ、これを使ってデビューするわ」
「んぐっ!」
美里が俺の背中に座る。
むむむ、重い。
今の俺には、見た目どおりの腕力しかない。
ちょっと辛いが、『道具として使われる奴隷』を俺は無言で演じた。
覚えてろ。
少女を責める女王様に、また拍手が沸き起こる。
「うい~、なかなかの女王様振りですねぇ。おやおやあぁ? この子の顔は、どこかでぇ・・・」
ゴートが背後のモニターを見る。
ようやく拍手が静まった。
先ほど映し出された映像の少女が俺だと解り、これからの美里の行動に期待しているのだろう。
突き刺さるほどの視線を感じた。
ゴートの質問が始まる。
「美里ちゃんはいくつ? おぉっと、女王様にこんな質問は失礼かなぁ」
「永遠の28よ」
「そうなの、28歳なのか、熟れた年齢だなあ。 ところで、なんで『永遠の』なの?」
ピユンッ!
美里の左手に握られた乗馬鞭が唸り、ゴートの鼻先に突き付けられた。
「永遠に28歳なのよ・・・お・わ・か・り?」
「オーケー、オーケー。鞭を向ける相手が違うよ、美里ちゃん」
ゴートは怖気づくように一歩下がった。
「さあ、始めましょうか」
美里が客席に向かってウインクする。
またまた拍手。
そして、美里の悲鳴・・・。
「きゃあああっ!」
舞台の天井に潜んでいた2人組の男が、ワイヤーの補助を受けて俺達の背後に飛び降りる。
突然の闖入者に、美里は思わず悲鳴を上げた。
そして、2人組の男は素早く腰のワイヤーを外すと、美里に飛び掛ったのだ。
「え? 何? ちょっと、止めてっ」
打ち合わせにない展開に、美里は動きが止まる。
あっと言う間に、美里は両腕を2人組の男に押さえられ、無理矢理立たせられた。
「おおお~っ」
客席から感嘆の声があがる。
背後のモニターの画像も、何時の間にか美里の股間のアップになっていた。
桜色にテラテラと光る亀頭、青く浮いた血管、そのペニスの存在に驚きの呻きが客席のあちらこちらから洩れる。
しかし、美里は突然の出来事に、どうしていいか解らず、オロオロしていた。
そう、ここからが本当のデビューだよ、美里ちゃん。
「あぁ~、重かった」
「奴隷役お疲れ様、ナオちゃん」
俺が立ち上がると、ゴートがマイクを向けてきた。
「こんばんわ~、美里のご主人様のナオちゃんです」
「うははっ、突然の事に皆様ビックリしてるよぉ?」
「ん~っ、でも一番ビックリしてるのは、そこで固まってる美里ちゃんじゃないっ?」
事体を理解した客たちから、今度は笑いを含んだ拍手。
「いたずら大好きなんだね、ナオちゃんは」
「ちょっとインパクトのある事しないと、目立たないじゃん」
「うははははっ、なんて子悪魔なんでしょお」
「まぁまぁ、マンザイはここまでにして、本番と行こうよ」
「ですなぁ」
そして暗転・・・・。
舞台の上には、ベッドが用意されていた。
俺はストラップ・オン・ディルドー、通称ペニスバンドを装着していた。
美里の口には、ギャグ・ボールと呼ばれる口枷がされ、腕は後ろ手に縛られており、2人組の男にM字開脚に抱えられている。
「んーっ、んーっ」
打ち合わせとは違う流れに抗議してるのかな?
ま、気にせず、プレイ再開。
ディルドーにたっぷりローションを塗し、美里の肛門に俺はペニスを無理矢理押し込んだ。
「イッツ・ア・ショータイムッ!」
「んがああっ!!」
ミリッと美里の肛門をこじ開ける。
美里のくぐもった叫びが響く。
俺は美里の耳元にそっと『愛しているよ』と囁いてから、ズブズブと体内奥までディルドーを挿入した。
「うっうっ」
美里が短く悲鳴をあげた。
「このマゾ豚めっ!」
「あーぁ、あがががぁっ!」
「チ○コを相手に入れるよりも入れられる方が気持ちいいんだろう?」
「ああぁっ! はぅっ! ひぎぃっ!!」
俺は往復運動を繰り返す。
征服する喜びに俺は酔いしれた。
美里の臀部が痙攣し、ビクビクとペニスが蠢いた。
止めとばかりに一気に突く。
「ほらっ、イッちゃえぇっ!」
「ああぁぁぁん!!」
ビュビュッ!
美里の極太のペニスから大量の白い粘液が噴出したとき、客席は喝采に包まれた。
拍手の中、美里は意識を失っていた。
気絶するほど気持ちよかったのだろう。
その顔には、苦痛ではない艶かしい色香があった。
「美里ちゃんとナオちゃんのデビューに乾杯っ!」
ゴートの声が耳に聞こえた。
これくらいで気絶しちゃダメだよ、美里。
もっと、もっと気持ちよくなるんだからさ・・・・。
続く