俺のスタンド 第9話 です
今回はHすくなめ・・・でも18禁です
俺のスタンド 第9話
肉体を変化させる『変身ゴムスーツ』を生み出すスタンド・『覚悟完了!』。
俺はこのスタンド能力を使い、オッパイが大きいOLの宇津木美里と、身体を入れ替えたのだ。
正確に言うと、互いの『変身ゴムスーツ』を男女逆に着ての変身だけどね。
俺は美里に薬を盛り、正常な判断力を奪い、男性器を刺激し射精させ、男の快感を体感させた。
内訳は、手コキ、フェラチオ、足コキ。
あ、それと立ち小便も体験させたな。
ちょっと、普通のOLには強烈過ぎる経験だったかもしれない。
3発抜いたら気絶したもんなぁ。
これで、オツムがブッ壊れたらどうしよう。
ま、そん時はそん時だ。
しばらく美里の様子を見ながら、適度に遊ぶとしよう。
俺は朝早く目覚めた。
昨日は、思い出に残る素晴らしい出来事であったと思う。
濃厚なイベントではあったが、寝た時間が早かった事もあり、俺はまだ薄暗い早朝に目覚めたのだった。
『俺って、結構S属性だったんだなぁ・・・』
昨日の事を思い出しながら、顔と手を洗い、朝食兼昼食用に2合のご飯を炊飯ジャーにセット。
湯船に緩めのお湯を張り、朝風呂をゆっくりと味わう。
ついでに、犬の毛がついたタオル等も一緒に手洗い。
脱衣所兼洗面所兼洗濯機置き場で、身体を拭き、昨日の汚れたパジャマを洗濯籠に放る。
季節柄暑いので、Tシャツとトランクスに着替えてみた。
ウエストが当然ガバガバなので、紐をベルトの代わりにして下がらないようにする。
「ふむ、裸にYシャツのみにした方がよかったかな?」
と、呟き、鏡で自分の姿を確認する。
大きいサイズの男物のTシャツに大きな膨らみが2つ。
そっと両手を乳房に乗せた。
柔らかい。
例えようもなく柔らかく、それでいて弾力があった。
片手では掴みきれないほどのボリュームもある。
いくら触っても飽きない素晴らしい感触。
美里のオッパイを手に入れてよかったと一人で喜ぶ。
朝っぱらから洗濯機を動かすのも迷惑なので、恥ずかしい汚れがついたものだけ分けて手洗い。
残りはお昼にまとめて洗っておこう。
髪が乾いたので、朝食の準備。
昨日の美里を思い出す。
ナヨナヨとしたオカマの出来損ないにしか見えなかった、美里。
しかし、その美里が使っている俺の元の身体は、同年代の男性に比べるとそこそこパワフルな肉体だったりする。
美里がそれに気付き、女になった俺を力づくで抑え付け、無理心中を図る可能性もあった訳だ。
だが、昨日は終始、俺がリードをとれたので最悪な結果とはならなかった。
初日はセックスせずに終了。
頭の回転が速いっぽい美里から、何時までリードをとれるか不安でもある。
しかし・・・・せっかく男女逆転の美味しい状況だったのに、昨日は美里が絶頂しまくっただけで終ったのが残念である。
俺的には、男女逆転セックスを経験したかったのだが・・・。
『ま、これからの美里の行動に期待するか』
と、多少の不安も感じつつも、俺は朝食をのんびりと作り上げる。
豆腐となめこの味噌汁とハムエッグ、たくあんは刻んで小皿に盛り、白いご飯もふっくら炊けていたので保温にした。
作った料理に虫避けネットをかけ、美里を起こす事にしよう。
「なんか、新婚さんっぽいな」
二人分の朝食の準備を終えた俺は、眠気覚ましのコーヒーを淹れ、寝室に向かう。
そこには、下半身丸出しのまま丸くなって寝るブタゴリラ似のオッサンとなった美里の姿。
股座を覗くと、美里のジュニアは朝から元気なご様子だった。
「朝から元気だねぇ・・・クスクスッ」
さて、どうやって起こしてやろうかな?
優しく?
それとも蹴り起こす?
昨日の今日だし、優しく起こしてやるかな。
「朝~、朝だよ~。早く起きないと遅刻するよ~」
と、どこぞのギャルゲーヒロインっぽく、優しく肩を揺す振ってやる。
「うん・・・・あと5分・・・・」
ムニャムニャ言いながら寝返りをうつ美里。
・・・暢気だな、美里。
そして、内心ムカッとイラつきながらも律儀に5分待つ俺。
「よしっ、5分たったぞ。起きろっ!」
「痛いっ!」
軽く美里の頭を蹴って起こす。
「ひっ!」
俺の顔を見るなり、美里は部屋の隅に脱兎の如く逃げた。
「オホンッ、んっと・・・・おはよう」
少し間を置いて挨拶してやる。
美里の方は、昨日の事がよほどショックだったのか頭を抱えて蹲っていた。
そのゴツイ見た目からは想像できない弱々しさに俺は苦笑するしかない。
が、同時にゾクゾクするものを俺は感じていた。
このまま美里を苛めぬいてやろうかと思ったりして・・・いや、ここは我慢しよう。
でも、なんか意地悪したい気もある。
「朝っぱらから元気なのはいいけど、いい加減服着ろ」
タンスから新しいトランクスを取り出し放ってやる。
「こっち見ないで下さい・・・・グスッ」
朝っぱらから美里はもう半泣き状態だった。
尻をこっちに向けて、朝起ちしたムスコに四苦八苦しながらトランクスを履いている。
「朝メシできてるぞ、とりあえず顔と手を洗って来い」
「・・・・はい」
今の状況に観念したのか、ションボリとした美里は素直に俺の言う事に従った。
美里が洗面所に行ってる間に、イカ臭い布団を隅っこへ蹴散らし、折り畳み式のちゃぶ台を置く。
味噌汁をガスにかけ、温まる間に、オカズをちゃぶ台に並べる。
炊飯ジャーをちゃぶ台の横に移動させ、しゃもじと茶碗2つを準備。
そんな中、洗面所の方から、情け無い悲鳴がいくつか聞こえたが、俺は無視した。
味噌汁とご飯を盛り、箸を2膳用意。
台所の方には、ちょっとリッチにコーヒーメーカーをセットしておいた。
う~ん、完璧な朝。
「あ、あの・・・」
朝飯の仕度に満足している俺の背後から、消え入りそうな美里の声。
「ん? どうした?」
「お風呂使っても、いいでしょうか?」
股間を押さえてモジモジしているオッサンの姿は、朝から不快であった。
が、俺は優しくキッパリこう言った。
「却下」
「で、でも、臭くて・・・」
「却下」
「・・・あの」
「却下、ご飯食べてから入りなさい」
「えっと・・・・・・・・・・はい」
躾るように、俺は美里をちゃぶ台の前に座らせた。
朝食以降の食事を昨日採っていない美里は、ホカホカ湯気の発つ朝食を見ると、感動したように肩を震わせる。
「食べてもいいですか?」
「どうぞ」
「はいっ!」
美里は泣きながらご飯を食べていた。
何度も何度も「おいしい」「あたたかい」と言いながら平らげる。
まあ、人間の食事が久しぶりだから、泣くほど嬉しいのだろう。
いい食いっぷりであった。
ただ、3合炊いておけばよかったと、小さく後悔をした俺であった。
2合全部一人で食いやがって・・・・。
内心はともかく、食後のコーヒーを淹れてやる。
ついでに、薬を一服盛っておく。
お腹が満腹になって落ち着いたのか、美里はいくぶん大人しくなった。
「ごちそうさまでした」
「お粗末様でした」
「とっても美味しかったです」
「ありがとう」
「・・・きっと、いいお嫁さんになれますよ」
「余計なお世話だ。明日からは自分で作れ」
「ごめんなさい。朝はいつも食べないんです、私」
「・・・そう」
コーヒーを飲みながら、そんな微妙な会話をする。
向こうも元気が出てきたのか、ちょっと強気だ。
しかし、なんとも言えない張り詰めた空気が、とても気持ちよかった。
「ふう、着替え用意してあげるから、お風呂入っておいで」
「はい」
バスタオルと替えの下着を渡すと、美里は浴室に行った。
耳を澄ますと、やっぱりすすり泣く声が聞こえる。
美里が浴室に行っている間に、俺は食器を洗っておいた。
それでも、すぐに美里が浴室から出てくる気配がない。
ただ待つのもなんだし、会話をしやすくするために、タンスの中から着れそうな物を出して着替える。
いや、着込む。
Yシャツとカーゴパンツを上に着て、エアコンの空調を冷房にセット。
むむ、けっこう気遣ってるな、俺。
ほどなくして、ポロシャツとジーンズに着替えた美里が戻ってきた。
お互いちゃぶ台を挟んで、畳の上で向かい合って座る。
「少しは落ち着いたかい?」
「はい。ところで、私の身体になっているあなたは誰ですか・・・?」
「俺の名前は沖田直人、37歳。恋人もいない独身男さ。そう言うお前さんは?」
「私は、宇津木美里と言います。お願いですから、私の身体を返してください」
その声は、半分泣いている風に聞こえた。
よく泣く女だ。
「言いたい事は解るよ。俺も同じ気持ちだ」
非常に冷静な口調で俺は答える。
「どうして・・・どうして、そんなに落ち着いていられるんですっ? さっぱり訳がわからないっ! どうして、あなたみたいなオジサンなんかと入れ替わってるのか? 何か心当たりはないんですか? 何か知ってるんでしょうっ? 私の身体を返してっ!」
堰を切ったように、美里は吠えた。
「そりゃ、お前さんが一人で真っ先に騒ぎまくるから、こっちが驚く暇が無い」
「ふざけないでくださいっ!」
・・・怒られた、てへ。
「うん、まぁ、なんだ。とにかく、有り得ない事が、現実に起こっているぐらいは解る」
「犬になったり、男の人になったり、私の方が聞きたいくらいです。どうして、こんな事になっているのです? いったい私達、これからどうなってしまうのですか?」
「う~ん。困ったな(全然困ってないよ~ん)」
考え込んでしまい、しばらくお互い喋ろうとはしなかった。
俺は考える振りをしていただけだがね。
美里は下を向いてジッとしていた。
不安そうにこの不可思議な現象の原因を考えているようだが、彼女の内心が俺に解るはずもない。
「じゃあ、俺からの提案なんだけど・・・いいかな?」
沈黙状態を俺の方から破ってみる。
「入れ替わる前の出来事を、もう一度お互い話してみないか? 何か元に戻る手掛かりが出てくるかもしれないじゃないか? どう・・・かな?」
「えぇ・・それでいいです」
「じゃあ、言い出しっぺの俺から喋るわ・・・・・・」
昨夜の情報交換は、ほとんど美里が一方的に話すだけだったのでアレだったが、今度はお互いの状況が解る様話し合う。
ま、俺の情報はウソだらけだけどね。
美里は少し考えていたようだが、答えは出ないようだった。
そりゃそうだ、こんな常識外れの原因なんて心当たりのあるはずがない。
犯人は俺だしね、うけけ。
「さて、結局、俺達が入れ替わった理由は解らず終いか・・・今の所どうしようもないな」
「いいですか?」
「あぁ、どうぞ」
「もしかすると、また突然入れ替わるのではないでしょうか?」
「ん? でも、1ついいかい?」
「はい。何でしょう?」
「お前さん、俺と入れ替わる前は犬と入れ替わっていたんじゃないのか? その間のお前さんの身体は、犬が使ってる事になるよな?」
「そう言えば、そうですね・・・」
「でもさ、中身が犬の女がいたら、近所で騒ぎが起きないか? 少なくとも、四つんばいで徘徊したり、ゴミ箱漁ったり、電柱とかにマーキングとかするだろ、犬ならだけど。絶対目立つと思うんだけど」
「・・・目立たないとおかしいですね。沖田さんは、私を公園の付近で見かけましたか?」
「いや、怪我した状態の犬のお前さんしか見てないな」
「えっ? でも、それだと・・・」
「お前さんと入れ替わった犬が、犯人じゃないのか? あれ? ・・・・あ、変だよな、それじゃ」
「はい。それでしたら、沖田さんは今、私の姿じゃなく、犬になってるはずですよ」
「そうだよなぁ・・・・いったいどうなってるんだ?」
「・・・ですね。はぁ・・・」
「しばらく、このままで過ごすしかないのか・・・・」
「嫌ですけど、そうする以外なさそうですね」
「嫌か? ・・・だろうね」
「はい」
「お前さんの振りをするしかないのか・・・俺、スカートなんか履いた事ねぇぞ」
「はい。私だって、こんなタバコ臭い部屋にずっと居たくありません」
こうして俺と美里は細かい所まで、それこそ普段の仕草まで情報交換をしあった。
それで知った美里の事。
宇津木美里は28歳、父親はキャリア官僚、母親も同じ。
幼い頃から家を開けがちな両親とは、年に1~2回しか会わないらしい。
一人娘の美里に対して両親は無関心に近く、五月蝿く言うのは婿探しや対面上の事柄だけてあるらしい。
すでに知っている住まいは、俺の住むボロアパートの近く。
△△商事の営業2課に勤めるOLで、主に経理担当。
もう、俺が辞めさせちゃってるんだけど、美里はそれを知らない。
そして俺は一人暮らしの貧乏人。
つい先日にリストラされて、就職先を探してハローワーク通い。
実家の両親は、山奥のド田舎でスローライフ満喫中。
脱サラして始めた農業が楽しくて俺に構ってる暇もない・・・要は家族にバレる心配は少ないと言う事だ。
俺の現状を聞いてる間の美里は、かな~~~り嫌そうな表情をしていた。
ま、当然だな。
どうでもいいが、美里との会話は以外と楽しいと俺は思っていた。
美里の方はかなり嫌がっているのがありありと判るが、それはどうでもいい。
さてさて、これからどう動くか・・・。
美里に不審がられては面白くないからな。
俺は大根な演技にならないよう気をつけるのであった。
さあ、そろそろ薬が効いてくるはずだぞ・・・・うけけけ。
つづく・・・