『俺のスタンド』の第2話です。
一応18禁のTS(性転換)小説だったりしますので、その気のない人は読まないで下さい。
俺のスタンド 第2話
スタンドの『能力』によって生み出された全身ゴムスーツ。
そいつは、すごい能力があった。
それを着ると、ゴムスーツのモデルと同じ姿に変身できるのだ。
高校生ぐらいの可愛いポニーテールの少女に変身した俺は、どこまで少女・・・いや、“本物の女性”と同じなのかこれから確かめることにした。
女の子の姿のまま台所に向かい、俺は冷蔵庫から缶コーヒーを取り出し部屋に戻った。
驚きの連続で渇いた喉を癒やすために、大股を開いて座布団に座り、缶の中身を喉に流し込んだ。
ほどよく膨らんだ胸、消えたムスコが、俺に違和感を感じさせる。
だが、違和感以上の興奮が、俺の胸の鼓動を熱くさせていたのも事実だった。
興奮のせいか、じっとしているだけで、なんだかこそばゆくなる。
高鳴る期待をおさえ、手始めに、か細い手を胸に持っていき、両手で胸をおさえてみる。
すると手の中で乳首が当たっているのが感じられた。
明らかに男の時よりも敏感になっていると、実感する。
いや、乳首だけでなく全身が敏感になっているみたいだ。
身体の感覚が、まったくの別人に変化しているからだろう。
「ふぅ~・・・たまんねぇなぁ~。そろそろ本格的に弄ってみるか」
まずは、胸からそっと優しく揉んでみる。
「あふっ」
思わず声を出してしまった俺。
その声は、当然俺のダミ声とは違い、高く綺麗な優しい女の子の声だ。
この声に興奮し、今度は指の間に乳首を挟み、両手で回すようにして揉んでみた。
すると、さっきとは違い、今までに感じたことのない気持ち良さが襲ってきた。
「は、はぁ、あぁっ! ・・・ん、ん」
優しく揉みなおし、次第に激しく揉んでみた。
「あうっ、はぁぁっ」
声が出てしまうが、自宅なので気にしない。
乳首を摘んだり、捻ったりしてみる。
「あんっ!」
下腹部の辺りに、ジュンッと熱を帯び始めたような感覚が湧き上がってきた。
「うは、もしかして・・・女としてキチンと感じてるのか、この身体?」
その感覚の正体を確かめるため、前屈みに股間を覗いて見る。
詳しく見えないが、薄い繁みに覆われた、綺麗な女の花園はしっとりと濡れているようだ。
ゴクンッ、と唾を飲み込み、ゆっくりと俺は、恐る恐る指先でマ〇コの周りをなぞる。
「あっ。んっ、んんんっ・・・! 気持ち良過ぎるぅぅんっ!」
割れ目に沿って指を這わせている途中、身体に電気が走ったみたいな快感に襲われる。
「くぅ~! たまんねぇ~っ。・・・・なっ、なんだ、さっきすごいのがきたな」
その刺激の正体を確かめるため、俺はオナニーを一時中断し、ちゃぶ台の上に置いたままの身嗜み用の小さい鏡を手にした。
小さい鏡を手に、股間の花園を覗く。
「すげぇぇっ、これがあの子のマ〇コかぁ~。若いだけあって、ピンク色ですごく綺麗だなぁ」
そう言いながら、指で割れ目の周りを調べる。
「お、ここがクリちゃんだな・・・さっきはこれをこうやって・・・」
ク〇トリスの周囲を指先で撫で回してみる。
「ひゃっ!」
俺の体が突然ビクッと震えた。少し飛び上がったかもしれない。そして、俺は自分の指をまじまじと見つめながら、顔を紅潮させて感動していた。
「忘れてた・・・女の身体って、ビックリするほど敏感なんだな・・・」
そう言うつつも俺は、息を荒くしながらオナニーを再開した。
「うひひ・・・女のイクってどんな感じなんだろう? ワクワクするね」
指の動きを変えてみる。指先で撫でるのではなく、今度は中指と薬指を割れ目に差し込むように変えたのだ。
充分に濡れていたせいだろうか、指は滑らかに挿入されていく。
「は、入ってきた・・・で、でも、痛くない。そ、それよりも・・・ん、んっ・・・はぁ!」
息を荒くしながら、自分の股間をじっと見つめる。右手の甲は、まるで股間に吸い付くように股間へと張りついた。
「ぜ、全部入っちまった・・・。意外と簡単だったな。・・・じゃ、今度は抜いてみようか」
俺は二本の指をゆっくりと引き抜き始めた。すると、不思議なことに挿入するときとは全く違った快感が俺の体を襲うのだ。
「も、もう・・・たまらん!」
抜けそうになった指を再び挿入し、そして抜く。俺はその単調なピストン運動が止められなくなっていた。
ヌチャッ、ズポッ、ジュパッ、ヌチュッ・・・
指の動きが早くなり、湿った音が室内に響いていく。センズリの時には一度も聞いたことのない、いやらしい音だ。
「あぁ、はぁ、んん、んんん、くぅ、うふぅ・・・」
自分の指の動きの強弱に合わせるかのように、俺の声にも抑揚が加わる。
火照った体は更なる快感を求め始め、俺の女の体の疼きは止むことがない。
そして、もう俺は鏡なんて見ていなかった。
「あひゃっ、何だ? か、体が焼ける、熱いぃ・・・?」
M字開脚のまま後ろに倒れこみ、右手は股間から離さず、左手は胸に移動。
マ〇コと胸を責める。
『気持ちいい!』
その一言につきる。
感じる体は、徐々に高みに上りつつある。
指の動きに強弱をつけたり、右手とは違ったリズムで胸を揉んだりした。
俺はひたすら女のオナニーを楽しむ。
「あっはぁぁぁんっ、あん、はっ・・・んんっ!」
だんだん何も考えられなくなってきた。
「あっ、あっ、あん、あん、んん、くぅぅ・・・んんんんんん~っ!!」
俺は果てた。
可愛い声がフェードアウトして消えていく。
こうして俺は、生まれて初めて女としてイッてしまった。
単なるオナニーとはいえ、女の体を初めて経験する俺には刺激が強すぎた。
「はぁ、はぁ、はぁぁ・・・あはっ」
放心状態になったみたいで、しばらくそのままの姿勢で天井を眺めるだけだった。
女のオナニーは凄かった。
まったく体に力が入らない。
「あ、あはははっ!」
壊れた笑いが、俺の口から出た。
俺自身が笑っているのか、女の身体が勝手に笑い出したのかすら怪しい。
まるで麻薬だ。
でも、意識が半分飛んでしまったかのような快感に、俺は酔っていたのだ・・・と、思う。
「あははっ・・・んっ・・・女てズルイな・・・男より断然いいじゃないか」
女の快感に浸っている俺は、オナニーの感想を言う。
だが、全身にどことなく鈍さが感じられ、言葉を吐き出す事が辛いのも事実。
すごく気だるい。
「そーいや・・・・イッた後の女の顔、最近AVぐらいでしか見てなかったな、俺」
オナニーの余韻をこらえながら、鏡を見てみる。
思ったとおりの表情だった。
顔を真っ赤にしただらしない少女の顔。
また、俺の股間が、ジュンッと熱を帯びた。
今日は眠れそうにないな。
オナニーを再開する俺だった。
壊れるかも(笑)?
つづく・・・といいなぁ